気の向くままに、心の記録

自称:ドルオタ(仮)。茶の間のくせに語りたがり。V6とVIXXは特別な存在です。彼らのことを中心にその他のことについても書きます。

何故、私はVIXXのFantasyにハマらないのか

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我らがVIXXが、6th single alubum『Hades』を発表、タイトル曲『Fantasy』で活動中でございます。



神話から採った重苦しい題材をもとに、壮大な楽曲でコンセプトドルの進化形を披露。ファンの皆様からは大好評、世間の評価も概ね好意的です。



...それなのにこの記事のタイトル。一体どういうことなのか。




私がVIXXに心を奪われたのは丁度『Dynamite』と『花風』の間なので、私にとっては今回がリアルタイムで追える初めての本国でのカムバです。だから8月に新曲を出すと発表されたときは本当に嬉しくて(8月生まれなので余計に)、それはそれは楽しみにしていたのであります。



ところが実際にはイメージ画像が公開された段階で、あれ、これはちょっと違うかも知れない、と感じていました。皆さん絶賛のウォンシクさんの個人画像には唸りましたが(個人的に今回のMVPは彼だと思う)、他のメンバーのものや集合のものが全くヒットしなかったからです。ただそれはあくまでも私個人が“Fantasy”という言葉から連想するもの(どこか可愛らしさや儚さを含むものというイメージがあります)と違っていただけの話なので、だから新曲はダメというものでは決してないし、曲やMVやパフォーマンスを見てからでないとまだ何とも言えないよな、と思いました。



そしてティーザーが続々と上げられるわけですが、鑑賞してすぐに、あ、この曲は好きじゃないや、と思いました。私は音楽に関する知識とか教養がないので、歌詞がわからない状態だと、単純にその曲調が好きか嫌いかで曲の評価を決めてしまいます。どこがどう気に食わないのか明確に主張できないけど、感覚なのでどうしようもないというか。



また大変失礼を承知で言うと、韓国のアイドルグループの曲はほぼ恋愛の曲しかないし、歌詞もそんなに違いを感じないというか、とりわけ男性アイドルのそれにおいては、大袈裟で妄想っぽいと感じるもの(ハマれば非常にロマンチックで素敵なんですが)が多くを占めている印象が強いので、正直歌詞にはあまり期待をしていません。音が好きで、自分でも歌いたいから歌詞を調べて、ついでに載ってる和訳(訳されている方はすごいと思う)を見たら案外よかった、みたいなことがほとんどです。



言葉がわからない分、音に偏る傾向があって、ってそんな言い訳の中に自分のアイドルに対する偏見とか或る種の軽蔑が滲み出てて嫌になってくるんですけど。



まあ、それはちょっと置いといて。



イメージ画像もティーザーも好みじゃなかったけど、MVの出来によっては気持ちが変わるかも知れない、と僅かな期待を持って、MVを見ました。



結果、撃沈。



もっと嫌いになってもうたがな。



いや、違う。



曲そのものはそんなに気にならなかった。



寧ろ私はこのMVが嫌いなのだ、と思いました。



なぜ皆が口を揃えて褒めちぎるこのMVを好きになれなかったかというと、それは私が「掘らない、掘れない」人間だからだと思います。ここでいう「掘る」とは、作品を個人的な感情でではなく教養的なことをもって洞察・解釈する、ということです。



私はジャニーズ沼にいたときから掘らない人間でした。ジャニーズでは掘る必要を感じることがほとんどなく、そもそも私は見た目至上主義なので、MVだと、美しかったらなんでもいい、自分の好きなアイドルがかっこよく映っていたらそれでいい、というスタンスのため、細かい解釈云々は掘れる人、掘りたい人に任せておけばよいものだと思っていたんです。実際掘れなくたって十分楽しめました。



韓流沼に浸かるようになってもそれはあまり変わりませんでした。TEENTOPは特有の軽やかさ・爽やかさが好きで、MVもそのまんまな感じだなあと思って見ていたし、BIGBANGはまず楽曲が何よりも好きで、MVは曲の理解を助けるものでもなんでもなく、ひたすら彼らの表情を見て、表現力が...!と悶えさせてくれるものだったし、EXOのMVにいたっては、中華組のヴィジュアルを堪能するためだけに見てました。とにかくMVでは自分の好みの見た目であることが最重要だから、細かいことはどうでもよくて。



とは言え韓国のアイドルは新曲を出す度に、「今回のコンセプトは〇〇です。だから私たちはそれに合わせて~」って話が必ず出るので、基本的にファンに対しては、掘ったらもっと楽しめますよ、さあ皆さんどんどん掘ってくださいね、って言っているのだと思います。そのせいか、ファンの方のブログを拝見していても、ジャニーズよりMVの研究が盛んだなあという印象があります。私自身は掘らないものの、皆様の慧眼の光る解釈をとてもありがたく楽しく読ませていただいております。



そこでVIXXです。VIXXはK-POP界で一番コンセプトを押し出すグループであり、だからこそ逆に掘らなくても楽しめるグループだと思うのです。特に『Hyde』~『Chained up』は、MVを見たら楽曲の世界がよくわかるし、掘らない人間からすると、コンセプト云々を深く考えなくてもいいというのは非常にありがたくて、思う存分ヴィジュアルを堪能できるので最高です。



ところが前作の『Dynamite』では毛色が変わりました。重いコンセプトとあまりリンクしていないような、それまでの奇抜さとは一味違ったヴィジュアル・軽快な楽曲で新たな境地に至った、とファンからの評価は上々でした。私もヴィジュアル・楽曲面(ただし歌詞は安定のHeavyっぷり)ではスッキリとしていていいなあと思ったのですが、全体としてはそれほどハマりませんでした。というのはMVを見て、少し違和感を覚えたから。SMEっぽさを感じたんです。いや確かに監督がSMアイドルのMVでも監督をしたことのある方ってこともあるんですけど、でもSMEどうこうっていうのが問題なんじゃなくて。SMEっぽいというのは、すなわち、意味深・思わせぶりなところがある、ということ。つまり、VIXXのMVに、掘れた方が楽しいよ、というメッセージがあるように見えたのが問題だったんですね。



勿論それまでだって、我々VIXXに関しては掘らなくてもいい、とか宣言されてたわけじゃないし、本人たちは多分あれこれ推察してもらうことを目標にしていたと思います。だけど、掘れた方が楽しいだろうけど、掘らなくてもわかるし楽しめる、というのが私の考えるVIXXの良さの一つだったので、本当に衝撃的だったんです。



それを受けての、今回の『Fantasy』。



もっと意味がわからなかった。



私だけじゃなくて、今回MVよくわかんなかったーって声、実際すごく多いです。でも皆様は私と違って、わからなくても素敵だね、なのです。わからないなりにだけど掘ってみた、って方もすごく多くて、皆様の明察に、すごいなーすごいなーって感嘆しながら拝読しました。本当にどの方もVIXXが好きで掘っているんだな、掘ってますます好きになっていらっしゃるなあと思いました。すごく素敵だなあと思いました。



でも私はどうしても『Fantasy』を好きになれなくて。



多分楽曲自体はそのうち好きになるだろうと思うし、音楽番組でのパフォーマンスなんかを見ているとやっぱりいいのかなあって思ったりして、だけどMVだけはどうにもこうにもで、公開されたその日に1回見て、今日再び見ようとしたんですけど、結局最後まで見れませんでした。MVで、ヴィジュアルがあんまり好みじゃないから、ではなくて、掘れないから、好きになれないというのは初めて。なんだこれ。無論MVが好きじゃないからVIXXへの気持ちが冷める、なんてことはないですが。



あとは『Fantasy』より『Love me do』の方が曲も振り付けも好きなのもあるかも知れません。歌詞ちゃんと見てないのであれですが、音楽番組で披露されたものを見る限り非常に洒落た大人の曲という印象があり、年長のえねねんとてぐんさん、あと精神年齢の高いウォンシクさんによく似合う曲だなあと思います。






『Fantasy』に関してはVIXXがっていうよりは、私個人の感覚の問題に過ぎないんだと思うんですが、アイドルってファンの中でも一人一人によって全然違うので、私にとっては無視できないものです。



とかなんとか言っても、大好きなVIXXちゃんたちのカムバなのでそこは単純に嬉しいし、めっちゃ忙しいと思うけど、最後まで体調を崩さずに走り抜けて欲しいです。



そして私みたいな美味しいとこだけかじって好き勝手してる茶の間の奴が言うのは違うだろうけど、素敵なびょるぴの皆様にとっても、今まで以上によきものになればいいなと思います。



以上!